ガソリンや灯油の処分について解説します

ガソリンや灯油の処分は専門業者へ依頼することが強く推奨されています。ガソリンは危険物であるため、取り扱いには「危険物取扱者」という資格が必要です。そのため、専門的な知識がない人が処分をしようとすると問題が発生してしまう可能性が極めて高いのです。

ガソリンや灯油の処分

古いガソリンや灯油を川や下水に流して処理しようとすることは絶対にしてはいけません。その理由は川や下水が汚染されて環境破壊に繋がってしまうため、廃棄物処理法に違反して犯罪となってしまいます。
実際に川や下水で処分しようとして逮捕されてしまった例も存在しています。特に灯油は下水に流すと下水管で気化して爆発という最悪の事態が発生する可能性もあります。

ガソリンスタンドで古いガソリンや灯油の処分を行ってくれることもありますが、スタッフの数が少ないセルフスタンドなどでは対応が難しいとして処分を断られてしまう可能性があります。そのため、早急に処分をしたいという状況の場合は、ガソリンや灯油の処分を専門としている回収業者に依頼するという手段も考えられます。このような回収業者は自宅まで訪問してくれるという無料サービスを実施していることが多いです。そのため、近くにガソリンスタンドがない環境でも処分のために遠くまで出かける必要がないことが長所です。また、ポリタンクに入れて重くなりがちな灯油などを運ぶ労力を減らすことができます。

専門業者はインターネットで検索をすれば数多くの業者の情報が出てきますが、中には異常に高い価格を出して処分を受けようとする悪質な業者が存在している可能性は否定できません。そのような業者を避けるためには、インターネット上に公式ホームページが存在しているかを確認することが必要です。
ホームページが存在している場合はサイト内の情報が定期的に更新されているかなど、しっかりと情報の発信が機能しているかという点なども確認しておくことも大切です。